CHÂTEAU ARNAULD 2005
生産者: ティユ・ロギ家
産 地: フランス ボルドー メドック アルサン村
格付け: A.O.C.オー・メドック クリュ・ブルジョワ・シュペリュール
品 種: カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%
熟 成: オーク樽18ヶ月間(新樽比率40%)
タイプ: フルボディー
ALC: 13%
購入額: 2,678 円
購入店: 京橋ワイン
2003年のブルジョワ級格付け見直しの際、87認定された
「クリュ・ブルジョワ・シュペリュール」に格上げ
ブドウ畑は、マルゴー村の北約10Kmのアルサン村にあり
左岸でもジロンド河に近い大きな石や砂利などが転がる、テロワール。
総栽培面積は38haほどで、全て無農薬に近い「リュット・レゾネ」での栽培、
摘み取りも手作業で行います。
良質なロングコルクにも、クリュ・ブルジョワの刻印があります。
色の濃さは、中ぐらで、紫がかっていない赤。
多少曇りのある。濃い目のガーネット色。
やや、粘性があり、涙も普通にあります。
開栓直後から、すばらしい香りです。さすがです。
ストロベリー、ラズベリー、プラム
オークの樽香、腐葉土、ジビエ、インク、胡椒、わずかなバニラ
アタックもふくよかで、果実味が豊かで、
落ち着いたタンニンでまろやかな渋み。
酸味は控えめで、ブドウ本来の甘さとうまみが出て来ます。
さすが、2005年と言うべきなのでしょうか?
余韻も長く心地よく、後味に、甘さ、うまみが口に残る。
複雑さを感じる、飲み頃となったフルボディーのメドックです。
3年もセラーに寝かせていてよかったと思う1本です。