Bourgogne Hautes Cotes-de-Beaune 1990
生産者: ルー・デュモン・レア・セレクション (www.nouvellesselections.com)
産 地: フランス ブルゴーニュ
格付け: A.O.C.オート・コート・ド・ボーヌ
品 種: ピノノワール 100%
タイプ: ミディアムフルボディー
ALC: 13%
購入額: 3,110 円
購入店: うきうきワインの玉手箱
究極限定秘蔵古酒 ルー・デュモン・レア・セレクション
ブルゴーニュ AOCオート・コート・ド・ボーヌ
エチケットには、「天地人」の、日本語ロゴが、デザインされている。
設立10周年を迎えた醸造家仲田晃司氏のルー・デュモン。
その、仲田氏が各ドメーヌを回り、セレクトしたワインを
ルー・デュモン・レア・セレクションとして発売しているもの
Bourgogne Haut-Cotes de Beaune (オー・コート・ド・ボーヌ)
このAC Haut-Cotes de Beaune は、
コート・ド・ボーヌの西側背後地の29の村のワインで、
標高のやや高い丘陵地帯に畑があります。
中世から盛んに葡萄栽培が行われていたが、壊滅し、低迷を続けていた。
1961年、ACに認められて以来復活の道を歩んでいる。
近年生産者の努力の結果、品質の向上はめざましい。軽やかなそのワインは充分楽しめる。
赤ワインが主に生産され、白も生産され、わずかにロゼも生産される。
色は、淡く、茶褐色 まさに 25年ものの古酒の色。
粘性は弱く、透明度はなく多少曇っている。
25年物だが、涙もまだまだ、はっきりと表れる。
リコルクされていないためか、開栓直後、古酒特有のカビ臭さ
嫌な香り、へんな科学性の香りもあり、アルコール感もあり、不愉快な香り。
私の知る限りの、20年物以上のブルの
まろやかな、上品で、落ち着きはらっている感じは、全くない。
1時間ほど、放っておくことにした。
セラー温度から、室温となり、
アルコール感、鉱物臭が消えてからが、枯れる寸前の古酒の飲み方なのかな???
いちじく、プラム、腐葉土、馬の汗、ジビエ、煙、タール、クルミ
香りだけでなく、アタックもしっかりとしていて、
口の中で、甘み酸味が広がり、余韻も中庸。
色も味も薄く、あっさりしすぎな、若いブルゴーニュのイメージとは、
全く正反対な、ボルドー好きが、旨いと思えるピノ。
甘み、渋み、アルコール感もしっかりあり、酸味がわずかに強いと言った、バランス。
私には、ちょっと、飲み頃を過ぎた感が、否めない。
美味しいんですが・・・ボルドー好きには許せますが・・・
ブルをこよなく愛す方には、どうなんでしょうか?