内宮おはらい町を後にして、内宮別宮 月読宮へ、お参りして、
岐路に着こうとしておりまして、トイレに寄りたくなって、高速の入り口を通り越しました。
すると、道の反対側に、どでかい「利休饅頭」の看板を発見。
先ほども、見かけた、文字列です。
おはらい町で、どら焼きを食べたお店です。
その時に、「伊勢名物 利休饅頭」を買うか、買わないかで、
迷って、結局買わなかったのですが、この看板を偶然見つけると言う事は、
どうしても、これを買って帰れ!という、思し召しかな??と・・・
本当は、トイレに直行です。 外観の写真も外で取っている余裕は、ありません。
おはらい町のどら焼きを食べたところが、
藤屋窓月堂は、明治初年に創業の「本店」で、
こちらが「本館」なのですね。このレビューを書く今まで知りませんでした。
藤屋窓月堂さんのwebサイトより、抜粋させていただきました。
明治の初め、伊勢の茶人達が千家の宗匠を招き、大神宮献茶会を催した折、
弊店が宗匠好みの饅頭を謹製し、お茶の伴に用いたところ、その床しき風味に感じ
「利休饅頭」と付けられた。
昭和26年11月、昭和天皇、三重県御巡幸に際し献上。
平成2年11月、天皇陛下御即位による神宮御親謁に際し献上の栄を賜わる。
紅白2種類ありまして、赤と緑の包み。
伊勢名物 利休饅頭 6個入り(赤白各3個) 650円(税込)
紅は、小豆こし餡
千利休にちなんで、茶会のお茶請け煮だされていた、
昔ながらの、蒸し饅頭ですね。
素朴な、お味のお饅頭です。
この「お」をつけたくなる、ニュアンスです。
白は、うずら豆こし餡です。
白あんのこうした蒸し饅頭って、珍しくないでしょうか?
私が知らないだけでしょうかね?
藤屋窓月堂「守武の松」5個入り 750円(税込み)
立派な箱に入れられています。
最近の和菓子の包み紙は、保湿性の高い、
ビニールコーティングされた和紙が当たり前になりました。
藤屋窓月堂さんのwebサイトよると、
荒木田守武は、室町時代末期の内宮神官で、俳諧の道に造詣深く、
天文9年(1540年)「飛梅千句」を独吟し、俳諧の祖と仰がれています。
その邸跡が、弊店本店裏にあり、
「守武の松」とよばれる老松がありましたが、今はその姿はありません。
弊店では、その老松の幹の模様にちなんで、
とら焼「守武の松」を創作させていただきました。
黒砂糖の皮で、うずら豆つぶ餡を包みました。
私が、購入してきたのは、うずら豆つぶ餡ではなく、
普通の粒あんです。2種類あるのでしょうかね?
さすがに気が付きませんでした。
本店の店頭で、焼きたてのどら焼きをいただきましたが、
パサつき感を感じました。
こちらのどら焼きは、しっとり
こっちの方が、全然おいしいです。
さて、
高速に乗って、帰ります。
今回のお伊勢参りも、美味しいものをたくさんいただきました。
また、来ま~す。