有名パン屋さん「ヴィロン」が、やっている、ブラッスリー

レストランよりも、格下のお店というか、気軽なお店という感じで
「ブラッスリー」　とか　「ビストロ」　と、呼ばれています。
フランスでも、日本でも、特に決まりはないようです。

ブラッスリーは、ビール醸造所が発端なので、
樽生ビールサーバーがカウンターで提供されるような
バーカウンターもあるような店かな？

両方とも、本当に小さいところから大きい所まで、
リーズナブルなお店から高級店までありますからね。

このお店も、雰囲気は、高級レストランではなく、確かに気軽なお店。

他の方のレビューにもありましたが、
お客さんの荷物が、ブースデバイダーの上に並んでいる景色は
たしかに、いただけないですね。
冬になったら、ここにコートや上着じゃ、さらに雰囲気台無し。
このあたりは、改善してほしいですね。

その日のお勧めメニューの写真掲載しましたが
１デッシュのプライスは、
こうしたビストロとかブラッスリーを名乗る店としては、
カジュアルなプライスではなく、そこそこ高めです。

出てきた料理に対してではなく、店の雰囲気とか格としてですけどね
しっかりレストランプライスのお店です。
他の方のレビューにもありましたが、
どうして、客単価が1万円以下で納まるのでしょうか？

この日、あまり腹ペコではなかったので、１．６万円ですみましたが
普通なら、あと二皿は頼みますので、軽く２万は超えますからね～

ワインも、市場価格２千円ぐらいのものが６千円弱
シャンパンは、３，５００円クラスが、１万円と言った感じで
２．５倍から３倍のレートですから、通常のレストランプライスです。
ブラッスリーとかビストロレベルでは、ちょっと高めお店です。

とは言うものの、なんと言っても、渋谷の東急本店の向かい。
土地代、場所代を考えると、仕方ないですよね。

ライブ終了後お邪魔したので、すでに、２２時過ぎ、
ラストオーダー２２時３０分、営業は２４時までなのですが、
親切に応対していただきました。

「プレミアムモルツ」８４０円

ブラッスリーですから、まず、ビール
のどを潤してから、ワインリストとにらめっこ

「シャトー・ポタンサック　シャペル・ド・ポタンサック 2010　」　５，８００円

レオヴィル・ラス・カーズのオーナー ドロン家所有の
シャトー・ポタンサックのセカンドラベル。

渋みと酸味、ぶどうの甘さのバランスが良い、
とっても飲みやすいワインです。

ワインリストを見ても、開栓時から良さげな
飲みやすそうなボルドーが揃っています。
ブルゴーニュも若いけどリーズナブルなものが
そろえられています。

「生ハム、パテ盛り合わせ」　１，８９０円

目の前で、ハモンセラーノは、原木からスライスしてくれます。

ピスタチオ入りのモルタデッラも、脂っこくなくていい感じ。

マイルドなチョリソサラミもテリーヌも

パテもうまい。

「フランス・ドンブ産　カイユのグリエ」　２，６２５円

この写真は、取り分けていただいた後の写真なので、半分の量です。

Caille（カイユ）「うずら」ですから、小骨がたくさん。でもうまい。
フィンガーボールも久しぶりの登場です。

シェリービネガーのソースが、絶妙です。

うまい！

Villars-les-Dombes（ヴィラール＝レ＝ドンブ ）
ブルゴーニュのマコンの南、フランス第２の都市リヨンの北。
池だらけの湿地帯の村です。

カエル、鴨、うずらの有名産地です。

もともと、１階の有名パン屋さんが、やっているお店です。
自慢の、「バゲット」無料。

バリバリのフランスパンの皮　最高！

このぐらいの歯ごたえが無いとフランスパンじゃない！

軟弱な、日本人仕様の柔らかい、フランスパンもどきが多すぎです。

「エシレバター」４２０円

フランスで有名な「エシレA.O.P.」の高級発酵バター

ボルドーから北へ200kmの地「エシレ（Échiré）」で、
伝統製法により生産される、高級発酵バター

香りと、わずかな酸味が特徴です。

パンやケーキなど、高温のオーブンの中に入ると、
その風味に、より違いが出るのですが、これも、食べ比べれば納得ですが
これが、雪印のバターで、これがイズニーやエシレの発酵バターを使った
クロワッサンですと言われても、区別できるのだろうか？

ちなみに
A.O.C.は、フランスの原産地統制呼称の法律。
A.O.P.は、そのヨーロッパ版

「チーズ」　１，０５０円

３大ブルーチーズのひとつ、
フランスのブルーチーズ　「ロックフォール」は、
若いフレッシュな状態で、美味しいですね。

ブリーチーズの末っ子　「クロミエ」は、
逆に、結構熟成して、トロトロ。　
ウォッシュチーズのように、熟成してます。

フロマージュにあわせて、

イチジクのフィグ　と　干しブドウとくるみのパンも出てきました。

「コーヒー」　６０９円

別料金で出てくるコーヒーですから
もうちょっと、期待していました。
美味しいのですが、もう一歩！

サービス料１０％
テーブル担当の方、ワインもチーズも詳しくてさすがでした。
会話だけでも、サービス料ＯＫっす。
 
 

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Tags: VIRON, ヴィロン, ブラッスリー, フレンチ, 渋谷

This entry was posted on 2013/07/22 at 18:07 and is filed under フレンチ.
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