2014年大晦日 お年取り(の儀式)です。
大掃除や、お正月料理の準備を終え、
身を清め(風呂に入り)、一年の煤、垢、厄を落とし、
一年の労をねぎらって、家族そろって、ご馳走をいただき、
宴会が繰り広げられます。
シメは、年越しそば。
年越しそばを食べて、二年参りに出かけます。
お年取り用のお神酒には、
今年は、上田市の沓掛酒造の福無量 大吟醸 酣中存真楽
(かんちゅうそんしんらく)を、用意しました。
日本酒度+7の、少し甘めの風味豊かな大吟醸です。
お年取りの儀式(年越しイベント)の「儀式」の文字を合えて言葉にせず
「大晦日」のことを、「お年寄り」と呼ぶ、エリアもあります。
言い方は別として、「1年の労をねぎらう、その年の最後の感謝祭」なのです。
出世魚のブリを食べます。
精進料理のように、マス、鮭を茹でて、酒かすで食す。
今年の我が家は、ぶりのお刺身です。
栗かのこは、もちろん、桜井甘精堂と竹風堂を揃い踏みで用意してみました。
元旦に、おせちを食べるのではなく、大晦日の夕食から三ヶ日食べるのが、おせち料理です。
今時の、料理屋さんから、取り寄せて、元旦だけに食べるおせちに何万円も使う風習は、
世の中の、おさぼり主婦の手抜きから、始まったのでしょうね(笑)
大晦日の夕飯を、普通に食べると言うのが、長野県以外だと普通と言うことを、
私は、つい最近まで知りませんでした。
本当に、長野県だけのことなのでしょうか? 今だに信じられません(笑)