4年ぶりに、訪れました。しかも新そばの前のこの時期に・・・
このあたりの新そばは、11月に入ってから。
なにせ、今は、蕎麦の花が満開です。10月に入って収穫となります。
この涌井には、以前より有名な3件のおそば屋さんがあるのですが、
最近、「きたざわ」さんの評判もあまり聞かないし、
気になって仕方がなかったので
横浜から、高速に乗って、そばを食べに行きました。
新そば前、つまり、一番時間の経っている時期の蕎麦なのですが、
その辺は、昔からの蕎麦農家が、うつ蕎麦は、ものが違います。
蕎麦の香り、味ともに「さすが」と言った感じです。
これぞ、田舎の蕎麦農家の蕎麦です。
しかしながら、麺の命、コシがない、茹ですぎています。
麺も、手打ち、手切りは良いのですが、
つなぎが少ないので、短く切れているのも多く、太さも一定でない。
そこが、田舎の蕎麦農家の手打ち蕎麦の特徴だ~
と、言ってしまえばそれまでですが・・・
つなぎの少ない、蕎麦は、本当に打つのに技術が必要なのです。
まあ、そこまでは、田舎蕎麦のアジ(特徴)として、100歩譲りますが、
水が良い、このエリアでも、茹ですぎ、コシなしは許せない。
残念だ~ 復活してくれ~
その分、蕎麦湯は、めちゃくちゃ濃い。濃厚トロトロ。
蕎麦のかおりプンプン。
相変わらず 漬物はうまいね~。
きゅうり大好きです。
天ぷらも、プロが揚げた天ぷらと言うよりも、
いかにも家庭的な、天ぷらなのだが、
余計なことしていないので、
野菜は素材そのものの美味しさがあってうまい。
みよ、この、コストパフォーマンスのよさ!
このざるそばを、600円で、食べれるところは、まずない。
長野県内いたるところに蕎麦屋があるが、
特に、駅~善光寺周辺、市街地には、
美味しい蕎麦屋ははっきり言って、1件もない。
おいしい蕎麦屋は、戸隠の1件のみ。
後は、県内どうって事はない蕎麦屋ばかり。
手打ちそばきたざわ
長野県中野市永江涌井7961
0269-38-3322
定休日 月曜日