一生に1度は、泊まってみたいと、思っていた、
箱根宮ノ下・富士屋ホテル「花御殿」です。
この姿を見た覚えのある方は、多いと思います。
『花御殿』箱根宮ノ下・富士屋ホテル http://www.fujiyahotel.co.jp/
昭和11年建築・登録有形文化財「花御殿」に、
やっと念願かなって、お泊りできました。
誕生日とか結婚記念日とか、銀婚式は過ぎてしまったし、
金婚式は、まだまだ先。何の記念日でもありません。
思い立ったら、温泉 ♨ いつもの 気まぐれです。
今回の宿泊プランは、
◇◆お客様に人気「花御殿」のお部屋を確約!花御殿満喫プランです♪◆◇
憧れの花御殿へ宿泊♪ 『花御殿物語』 (1泊2食付)
登録有形文化財【花御殿】 デラックスツイン(34~41平米)指定
全室に天然温泉を引いております。
1部屋2名 合計料金 64,856円 (税込)
入湯税と、夕食のワインでの追加料金、約1.3万円。
【特 典】
■ご宿泊部屋の花をイメージした“花御殿カクテル”をお1人様1杯プレゼント
■“花御殿絵葉書”1人3枚をプレゼント
■チェックアウトを12:00まで延長(通常11:00)
■ご滞在のお部屋にバスローブをご用意
【ご夕食】
■ワンランク上のフランス料理ディナー「富士屋浪漫」
メインダイニング「ザ・フジヤ」にて
【ご朝食】
■アメリカンブレックファースト
メインダイニング「ザ・フジヤ」にて
納得の贅沢なプランなのです。
全43室に異なる花の名前が付けられており、
ドアやルームキーにも同じ花が描かれており、
かつて外国の方専用ホテルとして営業していた名残を細部に残します。
部屋の鍵一つで、絵になるのがすごいです。
日本の格式高き、クラシックホテルの本館ロビーのある建物です。
こちらは、「西洋館」
部屋のお風呂は、猫足のバスタブだそうです。
まあ、いちいち、絵になるのが、富士屋ホテルですね。
さすがの一言です。
午後4時から、宿泊者参加無料の、館内ツアー
歴史のあるクラシックホテルの凄いところです。
和洋折衷の趣と時代を感じなら、館内一周。
お部屋の、このクラシックな雰囲気は、いかがでしょう?、
角部屋で広々ですし、天井が高くてびっくり。
ドアノブの位置が、やたらに高くてびっくり。
クローゼットが、3畳ほどあり、広くてびっくり。
部屋の広々バスルーム、とにかく明るくて清潔。
アメニティーも充実しています。
各部屋に温泉が来ています。
蛇口をひねっても、待てど暮らせど、温かい温泉が出てきません。
「しばらく時間がかかります。捨て湯して下さい。」とは、
注意書きがありますが、時間がかかりすぎ。
ここは、イタリアのホテルかと・・・
あきらめて、出しっぱなしで、しばらく待つことにしました。
30分ぐらいして、やっと暖かいの来ました~~
無色透明のキレイな温泉です~
ディナーは、メインダイニング「ザ・フジヤ」
このメインダイニングは、天井も高く、装飾も見事ですが、
さらに、当時のオーナーの遊び心が、様々なところに見え隠れしています。
お待ちかねのディナー
テーブルには、この、飾皿 富士山と花御殿です。
ランス料理ディナー「富士屋浪漫」
単独ですと、13,340円のコースです。
ディナーの様子は」、次の記事で・・
食事も終え、ロビーのソファーで、
ぼ~っとしたり、ゆっくり時が過ぎていきます。
せっかくなので、大浴場へ、
以外にも男湯は、狭い❗四人も入ればいっぱい。
女風呂の方がちょっと広かったみたい。
これなら、部屋で温泉がいいね?
おやすみなさい。
目覚めも良好
朝のコーヒーは、部屋に用意されてるのですが、
これも、富士屋ホテルブランドです。
朝の珈琲を飲んで、
温泉の湯を貼り替えて、朝風呂にゆったり漬かり、
至福のひと時です。
朝食は、昨夜と同じ、メインダイニングです。
こんなに明るく、広くて、豪華なダイニングなのです。
天井を見上げると、その豪華さが、良くわかります。
本当に凝った複雑な造りです。
別の(夜はバーになっている)場所での、
ビュッフェスタイルの朝食もセレクトできるのですが、
メインダイニングでの、注文する普通のスタイルの朝食をセレクト
こんな感じでセットされた、席に案内されました。
前日と異なり、今日のお天気はいまいちです。
目覚めのオレンジジュース
朝のフレッシュジュースって、美味しいですよね。
見た目普通のサラダですが、
野菜がフレッシュです。
ラディッシュ、クレソンに土の香りが残ります。
近所の取れたての野菜なのでしょうか?
私、酒がなくても何とかなりますが、
コーヒーがないと生きていけない人間ですので、
朝から一日中、何杯もコーヒーを飲みます。
飲んでない日は、コーヒー飲んで、ゆったり眠る人間です。
私の方は、アメリカンブレックファーストで、
トーストとクロワッサンです。
トーストというか、食パンが美味しいです。
クラシックホテルの使い込まれた銀食器は、趣ありますね。
ストロベリージャムが凄いことになってます。
甘みも程よくおいしいのですが、
なにせ果実がそのまま残っている状態のジャムなので、
苺好きにはたまりません。
私が、どうしても食べたかった、老舗ホテルのオムレツです。
「マッシュルームオムレツとソーセージ」です。
写真は、このワンカットだけで、早速、食べました。
ピンボケしていたらアウトでした。
トロトロで、美味しくて、あっという間に食べてしまいました。
こちらは、家内が注文した、
「ケーキブレックファースト」のメイン
フレンチトースト富士屋風
我慢できずに、一口だけ、味見させてもらいましたが、
まあ、それは、美味しい事!
世界一の朝食と銘打つ、赤レンガのホットケーキよりも、
都内各地の群がるフレンチトーストよりも、はるかに大人の味です。
宿泊料金に含まれない場合は、
大満足の朝食でした。
レイトチェックアウト12時だと、
本当にのんびり出来て、贅沢な一時を過ごせますです。
夫婦で、この年になったからこそ、
良さの分かる、クラシックホテルの旅!