生産者: シャトー・シトラン
産 地: フランス ボルドー メドック
格付け: A.O.C.オーメドック
品 種: メルロー66%、カベルネ・ソーヴィニヨン34%
タイプ: ミディアムボディー
ALC: 13%
購入額: 2,570 円
購入店: セラー専科
ムーラン・ド・シトラン 2005年を飲んだばかりなので、
こちらの、2001年も開けてみました。
さすがの2005年 vs 14年物の2001年 といったところです。
両方、ボルドー好きが、間違いなく、満足できる仕上がりです。
マルゴー村とムーリス村のほぼ中間に位置、
1932年にクリュ・ブルジョワに格付けされた、
シャトー・シトランのセカンド・ワイン、「ムーラン・ド・シトラン」
日本企業が、所有した10年(1987年~1997年)品質は急上昇。
その後、ソシエテ・ベルナール・タイヤンに売却。
セラーの修復、新樽比率の引き上げ、選別をより厳しくしたこと
総合的な優れた運営により、最近、すばらしいワインをリリース。
そんな、シャトー・シトランのセカンド・ワインです。
ロングコルクではありませんが、良質なコルクが使われています。
色は、やや淡く、多少曇った、茶褐色。エッジもレンガ色となっています。
2001年ですから、オーメドック14年物 いい色です。
多少の粘性もあり、涙は、弱いものの、まだ、はっきりと表れます。
香りは、開栓直後の、嫌なアルコール感もなく、
チェリーやプラムなどの豊かな果実香、ストロベリーの甘い香りも若干。
腐葉土、インク、なめし革、バターなどの動物香、
胡椒のスパイシーな香りに、バニラ、ナッツなどの香り。
ボルドーの優等生の香りです。
アタックもふくよかで、落ち着いたタンニン。
すべてに、まろやかにバランスが取れていて、飲みやすい。
軽すぎずしっかりとしたボディーもあり、余韻もある。
後味に、ブドウ本来の微妙な甘さが残るので、心地よい。
これが、3千円以下なら、良いと思います。
今、飲み頃だと思います。
これ以上置いておいても、これ以上はないと思います。