生産者: ブロカール・カイエ家
産 地: フランス ボルドー メドック ブレニャン
格付け: A.O.C.メドック クリュ・アルティザン級
品 種: カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%
樹 齢: 平均樹齢25年
熟 成: オーク樽で12ヶ月熟成
タイプ: フルボディ
ALC: 13.5%%
購入額: 1,706 円
購入店: うきうきワインの玉手箱
皆さんご存知の通り、メドックのワインには、格付けがあり、
まず、有名な、グラン・クリュの 第1級~第5級 61銘柄。
その次に、このグラン・クリュに選ばれなかった、生産者が対象で、
1932年 メドックの、クリュ・ブルジョワ(Cru Bourgeois) 444銘柄
2003年から、クリュ・ブルジョワの格付は、より厳しく、247銘柄。
さらに、クリュ・ブルジョワを3段階に細かく格付けした。
1.クリュ・ブルジョワ・エクセプショネル(Exceptionnel)・・9銘柄
2.クリュ・ブルジョワ・シューペリュール(Superieurs)・・87銘柄
3.クリュ・ブルジョワ(Crus bourgeois)・・・・・・・・151銘柄
2009年から、(2008年ビンテージから) 新たな、クリュ・ブルジョアとなる。
クリュ・ブルジョア連盟(http://www.crus-bourgeois.com/)により、
メドック内の全シャトーが申請可能で、申請のあったシャトーのワインが、
条件を満たしていれば、毎年、承認される。
現在、クリュ・ブルジョアに、あえて参加していない、
グラン・クリュ以外の、素晴らしいワインを作るシャトーも複数ある。
2014年認定された(2012年のワインに対する) クリュ・ブルジョワは、267銘柄
おフランスの皆様は、格付けがお好きなのである。
子供の運動会に順位を付ける的な、日本もどうかと思うが、
フランスの今も続く階級制度もすごいものがある。
そして、このワインの、中央に印字される、
「クリュ・アルティザン(CRU ARTISAN )」あまり、目にしない格付けです。
昔から、あったのだが、2006年法整備された、“クリュ・アルティザン”!
クリュ・ブルジョワよりも小さい家族経営の生産者の中から、44生産者が認定。
1945年から、メドックのブレニャンでブロカール家により所有されているシャトー
粘土石灰質の畑の平均樹齢25年のカベルネ・ソーヴィニヨン50%とメルロー50%を
オーク樽で12ヶ月熟成で造られるとの事で、
ウキウキワインの玉手箱さんより、1,706 円で、購入。
11年もの年月を経ていても、まだまだ、紫がかったルビー色。
エッジも、レンガ色には、なっていない。
まだ、すこし涙が残る。
いやなアルコール感は、開栓直後でもない。
ベリー系の香り、わずかな胡椒の香り。樽香はあまり感じない。
しっかりとした渋さがあるが、いやなタンニンではない。
果実味、酸味、渋み なかなかバランスが取れている。
メドックには、1500以上のシャトーが存在し、家族経営で、
1haほどの小さい畑で生産している、シャトーまである。
こうした、小さいところのワインを見つけて来る、
インポーターのすごさには、頭が下がるばかりですね。
Tags: クリュ・アルティザン, クリュ・ブルジョワ, ボルドー, メドック