生産者: シャトー ラ カレル
産 地: フランス ボルドー ブライ&ブール地区
格付け: A.O.C.プルミエール・コート・ド・ブライ
品 種: メルロ75% カベルネソーヴニョン20% マルベック5%
タイプ: ミディアムボディ
ALC: 11.5%
購入額: 1,458 円
購入店: 酒宝庫 MASHIMO
ジロンドの河口右岸に広がるこのA.O.C.プルミエール・コート・ド・ブライ
Blaye (ブライ)は、歴史的にボルドーを守る要塞として、発展して来ました。
5世代続く家族経営のシャトーで、
現在、父親グザヴィエ とその二人の息子が切り盛りしています。
プルミエール・コート・ド・ブライに34haの畑を所有。
メルロ、カベルネ・ソーヴニョン、マルベック が植えられています。
シャトーでは、環境保全型ブドウ栽培を行なっていますが、
一家は公私共にこの哲学に従い自然環境を尊重しています。
標高50m、ほぼ平地ながら東南向きの畑。粘土砂質土壌。年産7万本。
平均樹齢45年。収量40hl/。植密度6,000本/ha。
4週間マセレーション、
温度調節機能付きステンレスタンク、6か月間タンク保存後、
2〜3年物のオーク樽で12ヶ月熟成。
寿命が短いワインと言うか、早飲みのワインが多い、プルミエール・コート・ド・ブライ
コルクも、長期熟成を予定していない、安っぽいショートコルク。
ですが、2001年 14年物です
リコルクされた感じはなく、集積コルクで14年には、疲れを感じる。
エッジはオレンジがかっていますが、深いルビー色。
プラムなどの黒果実の香りに、干し草、枯葉、たばこ、樽香。
いい感じな熟成香です。まるで、高級ワインです。
やわらかなタンニンと酸のバランスが良く、ボディーもあり、コクもある。
なんて、言うと、完璧なワインに聞こえてしまいますが、
レベルの低いところでと言うか、安いワインなりに、バランスがとれて、
余韻も長めで、旨みがある、飲みやすいワインです。
バリューボルドーとしては、なかなかの1本です。