年間、100本以上 ワインを流し込む、私です。
日本のワインと言うのは、このところ、飲んだことがありません。
もちろん、何度も購入したり、いただいたり、薦められたりしていますが、
30年間一度たりとも、おいしいと思える物と出会えていません。
正直、あきらめていますので、この10年は口にすらしていません。
ですが、
まあ、
かすかな期待と、私の味覚の許容範囲が広がっていて、
赤なら何でもおいしく飲めてしまうだろう事を祈って、
こちらに立ち寄ってみました。
ボルドーのシャトーのように、究極に荘厳な事もなく、
ここがそうなの?と疑いたくなるような、ワイナリーでもなく、
外観は、日本なりの観光地仕様。
観光バスまで立ち寄っています。
中に入ると、ワイングッズから、様々な山梨ワインが並んでいます。
試飲カウンターが7~8箇所設置され、販売しているワインが試飲できます。
私は、運転なので、香りだけ。
テイスティングは、家内に任せました。
山梨のぶどう「甲州」は、日本固有の白ワイン用のぶどうなんですが、
「甘い」「酸味が少ない」という、ぶどうの特徴通りのワインが出来上がる。
貴腐ワインのように、複雑さを味わいながら、チビチビ味わうものでもなく
昔の「赤玉ハニーワイン」的な、それよりはおいしくなっているとは思うが・・・
うぐぇっ まずい! いらない!
甘口は飲まないので、「辛口」 と言うことで、
試飲させていただいたが、
これでも「甘い」
日本で、山梨で、シャルドネを作っても、水分も糖度も高いぶどうとなり、
出来上がったワインも、結局こうなってしまうのは、残念極まりない。
白はあきらめて、カベルネも試飲させていただいた。
ボルドー以外のワインの事は、さっぱりわからない私には、
これを薦める、気持ちが全くもって理解不能??
ワインの香りは、どこへ行ったのでしょう??
ぶどうジュースの香りしかしません。
樽熟成してないのか? 樽香を感じない。
複雑な香りとか、奥行きの微塵も感じない。
ぶどうの皮が半年間浴びてきた、太陽や風を感じない。
吸い上げた、土やミネラル、大地も感じない。
香りをかいだだけで、もう「いらない。」
有名ソムリエや有名料理人が、国産ワインを薦める事もあるが、
残念ながら、そんな国産ワインに出会ったことがない!
それとも、3千円ぐらいでは、
おいしい国産ワインをGETできないだけなのか?
ワインの原種?原材料? 要は、あまいあまいぶどうジュースを
試飲させていただいた。
甘いだけのぶどうジュースである。
ここを訪れた、子供や運転者、お酒を飲めない人に飲ませるものだ。
最後に、お茶をいただいた。
これが一番うまかったかな。
日本のワイン 山梨ワイン
今回も、美味しいのには出会えませんでした。
がっかり
こんなところで買ったワインを
間違っても、ワイン好きには、プレゼントしないで下さいね!
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