港北ニュータウンで、ナンバーワンのお蕎麦屋さんです。
ナンバーワンといっても、他に無いからです。
お蕎麦屋さんがひしめいていて、激戦区でのナンバーワンなのではありません。
ちなみに、私が言う「そば屋」の定義は、ご飯物がない店です。
十割そばを出してくれるお店ですが、数量限定なので、
タイミングにより、終わってしまっていることが多く、
私も、今回2度目か3度目です。
十割そば、つなぎなしですから、当然のように、短く切れてしまいます。
ですから、十割そばを打てる蕎麦屋さんは、極端に少なくなってしまいます。
その日の湿度にも影響されますし、
そばをうってから、ゆでるまでの時間もかなり影響しますし、
とにかく難しいそばですが、その分風味は豊かです。
この日も、おいしい おそばをいただきました。
この日のように、十割そばにありつけない日には、
通常品の方の、おそばとなりますが、私には、いたって普通のもので、
新そばの時期でも、取りだてて、香り豊かなものではなく
感激は全くありません。
込んでいるときは、注文を控える、蕎麦がきも、
以前いただいたときには、ちっともおいしくなく、
私の舌を満足させてくれるものではありませんでした。
この日は、空いていたので、よほど頼もうと思いましたが・・・
しばらくぶりに食べてみればよかったなあと、今頃後悔です。
このお店の、そば湯もなかなか濃厚で、美味しいですね。
私の、そば屋での作法は、
海苔が乗っていない、冷たいお蕎麦を真冬でも頼みます。
温かい蕎麦を頼む事は、けしてありません。
そして、おいしい蕎麦だったら、もう一枚追加注文します。
蕎麦湯が出てこないように、半分ほど食べた段階の早目のタイミングで、
「おいしいので、もう1枚下さい。」
これが、私のそば屋でのマナーであり、称賛の唯一の方法です。
この店にはありませんが、
富士山の世界遺産登録後、各地で流行の富士山盛り
山盛りのそばを出すそば屋
これはNG 論外の蕎麦屋です。
食べログの他のそば通レビュアさんの言葉を借りますが、
ボリューム満点の、山盛りそば、一見大食いにはうれしいが、
下の方の蕎麦が、上の方のそばの水分を吸い続け、
上の方の蕎麦の重さで、べちゃべちゃにつぶれていきます。
この方のおっしゃる通りです。
私が思うに、富士山盛り(山盛りのそば)をお客さんに提供するお店は、
ひとえに蕎麦への愛情が無い店ということです。
量を売り物にしたいなら、大判のでかいザルで出す。
これなら許せますよ。もちろん。