Château LA ROCHE DE BROUE 2010

産　地： フランス　ボルドー アントル・ドゥ・メール
格付け： A.O.C.ボルドー・シューペリュール
品　種： メルロー８０％、カベルネ·ソーヴィニヨン１０％、カベルネ·フラン１０％
タイプ： ミディアムボディ
購入額： ７７７ 円
購入店： ヴェリタス～輸入直販ワイン専門店

Château La Roche de Broue（シャトー・ラ・ロシュ・ド・ブルー）は、

サンテミリオンから。ドルドーニュ川の対岸と紹介されていますが、
サンテミリオン東南方向、カスティヨンの南です。

サンテミリオンの名前を紹介文に入れたかっただけのようで、
普通に、中州地区（アントル・ドゥ・メール）です。

アントル・ドゥ・メールの北部の街
St Pey de Castets（サン＝ペ＝ド＝カステ ）にあります。

この町の南端に、ドルドーニュ川の支流　
La Gamageが流れます。
発音は、ガマージュ川？？ガメージュ川？？

アントル・ドゥ・メールAOCは、辛口の白ワインのAOCなので、

このエリアで産出される、赤ワインは、全て

A.O.C.ボルドー・シューペリュール となってしまいます。

逆に、ブレンドがしやすいので、さまざまな安旨ワインが存在します。

自然景観が美しいエリアで、さまざまな自然保護も取り組まれています。

しょぼいコルクですが、自然豊かなシャトーの

シンボルマークの「ヨーロッパミンク」のロゴが入っています。

美しいルビー色

フルーティーな香りです。樽香は少々。複雑さは感じません。

メルローの葡萄の甘さと柔らかいタンニンのバランスが良く
ボルドーの優等生ワインに出来上がっています。

さすがに若いので、アルコール感が多少気になります。

土壌の石灰岩と粘土質という、ミネラル感もあります。

複雑な香りもありませんし、コクとか旨みも寂しいかもしれませんが、

７７７円ですから、驚きです。文句ありません。

良く出来た、リーズナブルな早飲みワインです。

現在楽天で販売中の「シャトー・ラ・ロシュ・ド・ブルー」

Château Les Dames de la Renardiere 2002

フランス　ボルドー アントル・ドゥ・メール
A.O.C.ボルドー・シューペリュール
メルロー51％,カベルネ・ソーヴィニヨン35％,カベルネ・フラン14％
フルボディ
1,344 円
うきうきワインの玉手箱

ドルドーニュ河とガロンヌ河の間の中州地区の
アペラシオン　アントル・ドゥ・メールの
Sauve Majeure（ソーヴ・アジェール）に、あります。

コンサルタントは魔術師と称される
ミスターメルローことミシェル・ロラン氏

メルロー51％,カベルネ・ソーヴィニヨン35％,カベルネ・フラン14％

ステンレスタンクで12ヶ月熟成

アントル・ドゥ・メール A.O.C. は、
辛口の白ワインのみのアペラシオンなので、

アントル・ドゥ・メールの赤は、Bordeaux AOC か
ボルドー シューペリュール A.O.C.で、リリースされる。

色は、１０年の熟成を感じさせると言う感はありませんが、
エッジが多少レンガ色っぽくなっています。

コルクも、上質なコルク。

セラーから出して、１６～１７度
開栓直後、いまいち香りも薄い。

２０分もすると腐葉土の香りも出てくる。
いい感じだが、複雑さは、ほぼ感じない。

オリが、そこそこあり、
そのおかげで、タンニンも落ち着いていて、
おいしい、渋さ。

３千円以上クラスのワインには、さすがに届かないが、
十分おいしい。

1,344 円で、１０年ものが、文句言わずに飲めれば、
それだけで、及第点。
２千円ぐらいでも、文句ないと思いますので
値段なり以上星四つと言うところでしょうか。

現在楽天で販売中の「シャトー・ルナルディエール」