CHÂTEAU LANESSAN 1998
生産者: ブテイエ家
産 地: フランス ボルドー オー・メドック
格付け: A.O.C.オー・メドック
品 種: カベルネ・ソーヴィニョン75%、メルロー20%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%
平均樹齢:25年
タイプ: フルボディー
ALC: 13%
購入額: 2.309 円
購入店: タカムラワインハウス
現在8代目となるブテイエ家が、長きにわたり所有する、
ブルジョワ級の中でも、1310年からという長い歴史を持つシャトーです。
1878年に建てられたというチューダー式建築のシャトーも、
古めかしくも荘厳さの漂う趣あるものです。
シャトー・ラネッサン http://www.lanessan.com/
サン・ジュリアンの南側にあるオー・メドックのキューサック村で、
区画はベイシュヴェルとデュクリュ・ボーカイユの畑に囲まれており、
優れたテロワールは保証つき。
パーカー氏をして、「メドックの格付けをやり直せば、
おそらく第5級の格付けに値するシャトーとして、真剣に検討されるだろう」
と言わしめたワインとの宣伝文句です。
色は、やや濃い目の紫がかった赤。
25年以上経過して、レンガ色にはなっていない。
粘性は低く、涙も薄い。
開栓直後の嫌なアルコール感は全くない。
心地よいボルドーの香りがしっかりと立ち上がる。
チェリー、プラム、ブラックチェリー、
腐葉土、バニラ、胡椒、なめし革、わずかにインクやバター
アタックは、ふくよかで、
落ち着いてまろやかなタンニン、まさに美味しい渋みで、
酸味=酸っぱい感もまろやかでバランスが良い。
ミディアムフルボディーと言った感じ。
余韻も心地よく、長いとは言わないが、中ぐらい。
後味に、ブドウ本来の甘みが、口に残るのが、心地よい。
飲み頃なのかもしれません。
この日は、ザネッティ社 パルミジャーノレッジャーノ24ヶ月熟成を、
開けたばかりで、チーズとワインの鉄板ですが・・・最強のコンビでした。